花火は近くても遠くても、また違って綺麗

今日のバイトは一人で店番なのに
花火大会があるからか
お客さんがひっきりなしだった

とても疲れた

ぼーっとした頭で
また欲しい本を買ってしまった
読むのが楽しみだ

帰り道
自転車を漕いでると
花火の音が聞こえた

マンションの隙間から
遠くの方に花火がキラキラしてた

桜が散るみたいに
ぱっと咲いて
ぱっと消えて
儚くて切ないような

でも
とても綺麗だった

花火は
前もって色々準備して
誰かと一緒に
花火玉の破片が見えそうなほど
視野一面に広がる花火を見るのも
もちろん楽しいけれど

何気ない日常の中で
夜空の片隅で光っている花火を
見つけてしまった時は
なんとも言えない感動で体が包まれ
目が離せなくなる

なんと素敵な時間なのだろう

心地よい余韻に包まれながら
涼しい夜の中
今日も眠りにつきます

また明日

おやすみなさい